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 2008. 4.17  ペットと泊まれる宿 − 7-B < サンディーズ/スノーシュー初体験 >

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 いよいよ今回の目的の一つでもあるスノーシュー体験だ。ガイドの方よりスノーシューの履き方を教えていただき、森の中を歩くにあたっての注意点を聞き、出発である。

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 森の中ではルンもノーリードで、もう大喜びである。始めは雪の中を勝手に走り回り始めたが、思いのほか雪が深いので思うようには走れないようだった。しばらくすると、ルンはほぼガイドさんの直ぐ後について走るようになった。ここではガイドさんがリーダーということを犬のルンも認めたようだ。ところが、好きな川があると後先を考えずに川に入ってしまう。

スノーシュー-4.jpgスノーシュー-5.jpg















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ルン休憩JPG.jpgスノーシュー-7.jpg














その辺は犬であるから、雪が積もっていると、川から上がりにくいということは考えていない。川に入ったのはいいがみんなが行く方に行くと川から出られないので、その段階で慌てていた。

上の写真のルンは、前に広がる春の訪れとともに氷の薄くなった池に飛び込んで(落ちて?)、やっと上がってきたところ。さすがに
雪美味しいね.jpg少し疲れたようだ。コーヒータイム-8.jpg


















「走った後の雪は美味しいね。」
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また、池の辺に着いた時、対岸を野兎が一目散に走り去っていくのを見ることができた。野生のウサギが雪の森の中を駆けていく姿を見ることなど、まず普段ではありない。子供たちにも心に残る貴重な経験となったことだろう。
そして池の辺でのコーヒータイム。ガイドさんが用意してくれたコーヒーをみんなでいただいた。



 2時間にわたるスノーシュー体験、道も無い裏磐梯の雪の森の中を歩く体験は、雪の積もったこの時期だけに可能なもの、とても楽しい貴重なものだった。

サンディーズ(南面h).jpgルンと-10.jpg












楽しかったスノーシュー体験を終え、お世話になったペットと泊まれる宿「サンディーズ」をあとにした。
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          訃   報
「サンディーズ」の愛犬サンディーが15歳を目前に亡くなったということです。先日も、サンディーには会えませんでしたが、こんなに早く悲しいことになるとは思いもよりませんでした。とても残念ですが、心よりご冥福をお祈り致したいと思います。
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 2008. 4.16  ペットと泊まれる宿 − 7-A        < サンディーズ/朝 >

ホール-1.jpgホール-2.jpg
















散歩-1.jpg 夜が明ける(4月2日)と、太陽の光がまぶしい純白の世界。朝食の前に下の娘とルンの散歩に出かける。本当に気持の良い朝だ。
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サンディーズ(見上げ).jpg















部屋よりの磐梯山.jpg
 「サンディーズ」の部屋からの雄大な磐梯山の眺めも素晴らしい。


 朝の散歩から戻り、朝食までのしばらくの間をくつろいでいると、用意ができたということで連絡を頂いた。朝食もとてもバランスがよく、和に偏りもせず、どれも本当に美味しかった。ここでも、奥様の一品一品への行き届いた心遣いがうかがえた。
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朝食.jpg
















 2008. 4.14  ペットと泊まれる宿 − 7-@   < サンディーズ/会津塗初体験 >

 久しぶりにこのカテゴリー(ペットと泊まれる宿)を書くことができる。それだけ犬を連れての旅行に行ってないということだ。家の事情もあり、家族で旅行も行ってないということでもある。この春やっと旅行もできるようになり、久しぶりに今回は犬も連れての旅行ということで、どこへ行って何をしようかと考え、以前から行きたいと考えてはいたのだが、少し遠いこともあって行けないでいた裏磐梯の「サンディーズ」にした。
 4月1日、朝家を出て桜を見ながら東北自動車道を北上していく。宇都宮を過ぎて、しばらく行くと何と雪景色に変わったではないか。思わずみんなで驚きの声を上げた。我が家のルン(犬)はドライブが好きで、外の景色を眺めるのが本当に好きである。といっても、ルンにしてみればみんなの歓声が何のことやらといったところだろう。同じ日本でも、桜が散り始めているところから雪景色の中に、車で3時間足らずで来てしまうのには本当に驚きである。それも猪苗代湖に着くころには、車の外は吹雪になってしまった。
会津塗体験.jpg宿に行くまでにはまだ時間があるので、午後は会津にいって会津塗の体験をすることにした。予約をしていなかったので先生は御留守だったのだが、有難いことに来ていただけるということで、貴重な絵付け体験をさせてもらった。
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ru-体験-1.jpg娘たちは黒塗りの小皿に、それぞれが好みの花の絵から柄を選び、下絵を映し色付けをした。それに先生が金粉を塗ってくれて仕上がり。最後にその金粉が付くだけでそれが格段と立派な作品になるから、さすがだ。
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 当初、ルンは外に待たせてあったのだが、先生が「犬も中に入れてもいいよ」と言ってくれたので、お言葉に甘えて犬も中で一緒に待たせてもらった。







 会津塗体験を終え、いよいよ今夜お世話になる「サンディーズ」へと向かった。会津ではほとんど雪は無かったのだが、宿のある裏磐梯の方に行くにつれ、驚くばかりの銀世界になっていく。隣といった距離なのに、こんなに違うものかと本当に驚く。我が家の周りは桜の季節なのに、信じられないような雪の世界だ。




 宿に着いて一休み。私はルンを連れて散歩に、夕暮れの雪道へ。私もルンも、こんな雪の中の散歩は初めてだった。家では雪の庭で遊んでも、雪の中を散歩に行くことはない。ルンは雨や雪の日には、外に出られないと思っているので、天気の悪い日はおとなしい。雪の日に外に出してあげれば、もちろんそれは大喜びではあるが。飛んでいるものに非常に興味を持っているので、降ってくる雪に飛びついて行く。話がそれてしまった。散歩から戻り、しばらくすると楽しみの夕食の時間だ。ここ「サンディーズ」は、食事も評判の宿である。
夕食.jpg夕食・前菜.jpg












 私は美味しい料理とともに、自慢の日本酒を会津塗の酒器でいただく。こだわりの素材を生かした料理にうまい酒、雰囲気の良いインテリアと相まって上質な味わいだ。メインの料理はしゃぶしゃぶ。米沢牛の極上の霜降り肉は本当にうまい。その他の料理もどれも美味しく、ボリュームもたっぷりで、調理を担当する奥さまの心遣いと腕前が光る。
 食事の時に犬のルンはというと、もちろん食事室も一緒がOKで、写真には写っていないがこの時も足元にいる。料理を随時運んでくれるご主人が気になるようで、どうも落着きがなかった。


2006. 8.18 ペットと泊まれる宿 − 6 < 川遊び ロープウェーも一緒 >

谷川-1.jpg昨年の5月にお世話になった「ペットと泊まれる宿/薔薇の詩」にまた今年の夏もお世話になることにした。子供たちと相談した結果、子供も犬も大好きな水遊びで楽しく過ごすことを優先して「薔薇の詩」に二晩お世話になることになった。

ところが、天気の具合がどうも先行き良くないようなので(台風が接近中)、一路谷川に向かい先ずは水遊びをすることに。
昨年の谷川は石で堰が作ってあったのでもう少し深さがあったのだが、今年は堰が無くやや浅めのため、犬にとっては良いようだが、子供が泳ぐのにはちよっと浅すぎるようだ。
犬は早速水掛っこに大喜びだ。何しろ水飛沫が大好きで、水を飛ばしてくれるのを待ち構えている。

谷川-2.jpg昨年はもう少し深かったので子供たちが泳ぐのには調度良かったのだが、今年は浅すぎるのでそこで子供が泳ぐことはできない。
そこで、100mぐらい下流に行ったところに淵があるようなので、翌日は行ってみることにした。

子供たちは背の立たない深さに最初は多少怖かったようだが、直に慣れ綺麗な水の中を思い思いに泳いでいる。最後まで戸惑っているのは犬で、深いところを泳ぐのは少し苦手のようで、浅いところから泳ぐ子供を眺めている。

それでも、何度かは水飛沫に誘われ自分から深みの中に飛び込んで行っては、あわてて浅いところまで戻ってくる。やはり深いとやや不安のようだ。

谷川岳ロープウェー.jpg二日目も予想に反して思ったよりも天気は悪くなさそうだった。ただ、台風の様子によってはどうなるか分からないので、午前中は谷川岳ロープウェーに乗って、谷川岳や周囲の山の景色を見に行くことに。

気になったのは犬はどうするかということだったが、谷川岳ロープウェーは犬も乗せてくれると聞いて、子供たちも犬と一緒にロープウェーに乗れるということでとても喜んだ。犬連れにはとても有難いことだ。
ただ、犬にとってそこまでして(乗り物にまで乗って)山の上に行って景色を見ることが楽しいかどうかは別のことだろう。

犬にとってはどんな境遇におかれるのかといったことも考え及ばないことで、乗せられてからやはり何となく不安に感じているようだった。
そして登りよりも降りのロープウェーではかなり不安というよりも怖いようで、写真を撮るのに抱き上げた時に外が見え高いところにいることが分かったのか、その後は椅子の下に潜り込んでしまった。

谷川岳ロープウェー2.jpg天気は思いの外崩れることも無く、逆に雲が多いとはいえ360度を見渡すことができた。

頂上へはロープウェーからリフトに乗り継いでいく。
我が家の犬は、ロープウェーに乗るのは初めてだったが、リフトは今回で2回目だった。私が抱いて乗るためか至っておとなしく、それ程不安そうでもない。
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今回のように、ロープウェーもリフトも犬も乗せていただけるということだったので、本当に有難かった。ちなみに犬のロープウェー利用料金は500円(往復)だった。

とにかく、犬を連れての旅行では犬をどこまで一緒に連れて行けるかということが問題になる。我が家のように中型犬以上の大きさの犬の場合は、籠に入れてというわけに行かないので、なお更難しいわけである。

前日の昼食の時も犬が一緒に入れるお店が無かったので、犬は建物の日陰になる所につながせていただいた。置いて行かれてしまうのが不安なのか、今回の旅行ではこれまでよりもよく吠える。前回の旅行に連れて行かなかったせいなのか、離れているのが淋しいのか、ちょっと離れているだけでもよく吠える。

谷川岳ロープウェーでは、頂上の休憩所でも登り口駅のレストランでも犬も入れて頂けたので、これまたとても有難かった。

薔薇の詩食事.jpgペットと泊まれる宿 ペンション「薔薇の詩」は、
気さくなご夫妻が営んでいる。真っ黒に日焼けした髭をはやしたご主人と、明るい奥様。食事がとても美味しい。


帰りの日は朝食を頂いて、荷物をまとめて帰路に。例年のように、月夜野ビードロパークに寄って子供たちはガラス絵皿やガラスカップの制作。
お店の中を見たり、子供たちが作品制作中は犬は外の日陰になる所につないでおく。

カップ制作.jpg犬は、今回の旅行では本当によく吠える。
最初は入り口の近くにつないでおいたのだが、吠えてうるさいので離れた木陰に移した。
しばらく吠えていたが、家族の気配がしなくなったせいか、吠えるのを止めお座りの姿勢で私が消えた建物の出入口の方を見ている。
ちょっとかわいそうな気もするが、お店の中はペット禁止なので仕方が無い。

制作したガラス皿が出来上がる間にレストランで食事をすることに。
犬はそのまま離れた木陰において置けばよかったのに、レストランの前まで連れて行って近くの木につなぐことにしたのがいけなかった。先程よりも激しく吠えるようになってしまった。

絵皿制作.jpg仕方が無いので、犬をまた離れた所へ移そうとしているところへ、
子供が「お父さん、犬も一緒で良いって。」と呼びに来てくれた。
「本当…、良かったなー。」
「おじさんが、犬はご一緒なら大人しいですか。って聞いてくれて、ええ多分、って言ったら、それなら中へ一緒にどうぞ。って」
というわけで、一般のお客さんが使っていないコーナーの方で犬も一緒に居られることになった。
家族と一緒に居られれば、犬もテーブルの下で静かにしている。



月夜野ビードロパークのレストランの店長さんのご配慮は本当に有難かった。
人が多い時や何時もこの様にしていただけるということは無いだろうが、こうした対応はなかなかできないことだろう。

その時も思ったのだが、その配慮への店長さんの子供への質問に驚いた。
激しく吠えている犬を目の前にして、「犬はご一緒なら大人しいですか。」と聞いてくれた事にだ。
その店長さんも犬を飼っていて、犬のことが良く分かっているのか、実際に飼い主と一緒にいると大人しく、行儀の良い犬が多い事を知っているのだろう。
とにかく店長さんの親切な配慮は有難かった。
子供たちにとっても店長さんの親切な気持ちが、良い印象として残る事だろう。
それが何よりも有難い。 また寄らせていただこうと思う。


2005.5.14 ペットと(一緒に)泊まれる宿 − 5 < 川遊びには最高!! >

我が家の愛犬(ボーダーコリー)は水遊びや水浴びが大好きで、私のアトリエの前を流れる荒川に連れて行くと喜んで川に入ってしまう。夏でなくても浅瀬の水の中に横たわり、しばし水に浸かってから、水しぶきとじゃれるといった具合だ。石を投げたりして、水しぶきを上げてやると、夢中になって水しぶきを追いかけて川の中を走り回る。
出かける時も、そんな我が家の愛犬の喜ぶような所に連れて行ってやりたいと思うのは、娘たちだけではなく、私もである。そこで昨年の夏に連れて行ったのが、群馬県水上町の谷川だ。犬を連れて行くわけだから、犬と散歩するのに良い所か、犬と遊ぶのに良い所が有ることが、行く先選びの大きな条件となる。その時も、ノーリードで散歩できるところか、きれいな川で娘たちも一緒に川遊びができるところと思って探したのだが、ノーリードで散歩できるところのペンションはいっぱいだったので、谷川のペンションには「もう狭い部屋しかないですよ。」と言うのを無理を言って泊めてもらった。
とても個性的なペンションで、名前も変な感じだし、ホームページから受ける印象も、お酒好きの人たちが集まっているような印象が強く、居酒屋ペンションといった風情だった。実際にはかなり迷ったのではあるが、すぐ前を流れる谷川の水の美しさに惹かれて行ってみることにした。
「ペンション 薔薇の詩」 これがペットと泊まれる宿の名前と考えると、かなり変な感じがするのは私だけだろうか。ところが、名前からは想像もできないくらい、このペンションからの遊びは豊富で、もちろんどれも犬さえ問題なければ、いや、ペットさえ問題なければなのだろうか、一緒に楽しむことができるようだ。カヌーにラフティングとかなりダイナミックなものが楽しめるらしい。
とはいっても、我が家はもっとも身近なところで、目の前を流れる谷川での水遊びで十分であった。澄んだ水の流れに、子供たちも犬(イヌは水がきれいかは関係ないか?)もそれはもう大喜びだった。そこは親切なことに、渓流に堰を作り、子供たちが泳いだりするのにちょうどいい深さにしてあったことも、とても有難かった。
またペンションのことに話を戻すと、ご主人はとても犬のことに詳しいようすで、犬を伴うお客の私たちとしても、とても安心できる。お風呂は手づくり岩風呂の内風呂と露天風呂で、その日は調度夕立になってしまい、私たちは内風呂の方に家族で一緒に入れてもらった。内風呂は、入ったら鍵をかけて使うといったシステムなので、貸切風呂にでき、家族(犬は部屋でお留守番)で入れたのが有難かった。ただ、後の人のことを考えるとそんなにゆっくりできないのが残念だったが。また、食事の時は他の泊り客の方たちと一緒に、食堂か外のテラスで、朝食は外のテラスで犬も一緒にいられた。食事はとても美味しかった。


2004.10.17 ペットと泊まれる宿 - 4
<露天風呂のある「ペットと泊まれる和風の宿」塩河原温泉 美人の湯 渓山荘>

私は、昨年の夏と今年の春夏に家族(犬も含む)で旅行に行ってきたわけだが、一応前に記したように私なりに女房や子供たちや犬にも良いようにと考えて宿を決めた。その宿について少し書くことにする。昨年の夏、初めての「ペットと泊まれる宿」は両親も一緒だったので少しでも良い所にと考え、露天風呂の有る和風旅館をと思って決めた、塩河原温泉 美人の湯“渓山荘”という所だ。埼玉県からあまり遠く無く、ペット同伴可の条件で探すと、誰が探してもここが候補となるだろうと思う。渓山荘は「ペットと泊まれる宿」としてガイドブックやインターネットにも出てはいるが、本来は一般客相手で、ペット同伴にも一部対応した数少ない旅館のようだ。ホームページでも特別に「ペットと泊まれる宿」ということを前面に出していないし、和風旅館ということもイメージとして前面に出していないトップページのデザインになっている。それが狙いなのかは分からないが、白を基調にし、ぼかしの入った洋風デザインのサンルームのようなページから入っていくと(4月現在は右のサクラの写真)、施設のページには和風のお庭や露天風呂といった和風の風情の写真が並び、施設全体としては和風の宿だということが分かる。かといって、純和風旅館というほどでもないので、造りや雰囲気からすると今のどちらともつかないが雰囲気のあるホームページは合っているのかも知れない。宿の企画ものや行事等もどちらかと言えば洋風だと思うが、そうした試みには好感が持てる。本題の施設については、入り口や滞在空間、食事室も一般客とペット同伴者とは別にしてあり、あまり干渉しないでそれぞれが使いやすくしてあるところが良い。犬も室内犬(トイレのしつけ済み)であれば同室で過ごせるし、食事も一緒にいられるのが有難い。別館はどこでもワンちゃんも自由に過ごせ、全部で13部屋ある客室のうち8部屋をワンちゃんにも開放してるとのことだ。ちょっと残念だったのは、食事が今一つといったところだろうか。味が悪いとか言うわけではないが、ワクワクしない、非日常感に乏しい気がする。やはり旅館やホテルでの食事には、非日常性の演出やワクワクするところがないと評価されない。その辺にはもう一工夫欲しいところだ。(現在は食材等、生産者の方を紹介したりと、色々と好ましい試みも行われているようだ。)とはいえ、ペットと泊まれる宿としては数少ない露天風呂のある和風の宿であることは確かである。【2005.4.25 加筆】


2004.10.1 ペットと泊まれる宿 - 3 <やっぱり雰囲気の良い宿に泊まりたい>

私は仕事柄、一般の旅館やホテルに対しても「もう少しこうしたら、こうなっていれば良いのに」と思うことが多いが、数が少ない「ペットと泊まれる宿」に至っては選択肢がほとんど無いに等しい状態で、あれこれいう以前の問題のようだ。現実にはペットと一緒に泊まりたい人たちも、施設の充実したリゾートホテルや雰囲気の良い和風旅館に泊まりたいと考えている人は多いはずで、そういった高級な施設でペットと泊まれる宿が無いから、やむを得ずある中から宿を選ばざる得ないのが、現実である。もっと「ペットと泊まれる宿」でも雰囲気の良い宿が増えてもらいたいが、それはこれから期待することにしよう。今ある雰囲気のよい宿がペットと同伴を可能な部分を作るか、同伴を可能にするか、といったことも可能性としてはあるかも知れないが、先ずは今のペットと泊まれる宿にもう少し施設の改善を望みたい。今はまだ走りなので、どこの「ペットと泊まれる宿」もそこそこの集客は有るのだろうが、それもこれから淘汰されて行くことだろう。「ペットと泊まれる宿」を経営されているオーナーの方には、今に甘んじることなくよりよい施設となるよう努力願いたいと思う。


2004.9.6 ペットと泊まれる宿 ‐2 <圧倒的にペンションが多い>

「ペットと泊まれる宿」には圧倒的にペンションが多い。もともと犬や動物好きなオーナーのペンションが宿泊客にもペット同伴を許すようなことから始まったのかも知れないが、集客動員の目的でそうして、現実にも集客アップの一助となっているような所も多いように思う。規模的に見ても、ペンションぐらいなら全館対応可能であろうが、規模の大きな旅館やホテルではペット可とすると、施設の一部というようなわけには行かないと考えるのが一般的であろうし、ペットも可能となると一般客の中にはやはりいやに思う人も多いと思う。どうしても動物が一緒となると衛生面において気になってしまう人も多いだろう。私自身も犬を連れて行かないのであれば、あえて「ペットと泊まれる宿」には泊まろうとは思わないと思う。とはいえ、私自身もそうした宿を利用するようになってみると、少しでも良い宿がないものかと考えるわけで「ペットと泊まれる宿」にも、もう少し泊まってみたいような宿になって欲しい、と考えるのは私だけだろうか。


2004.9.3 ペットと泊まれる宿 ‐1 <増えてきたペット同伴可能の宿>

昨今、「ペットと泊まれる宿」が大変増えてきた。我が家も今年は犬を連れて2年目の夏の旅行を、軽井沢から水上の方へと行ってきた。我が家には小学3年と5年の二人の娘と、1歳と8ヶ月になるメスのボーダーコリーがいるのだが、旅行に行くときは二人の娘が必ず一緒に犬も連れて行くということで、宿は当然「ペットと泊まれる宿」を探すことになる。今は、本屋に行けば「ペットと泊まれる宿」に関するガイドブックも数冊は有るし、インターネットにおいては数十件以上、いや数えきれないほどの関連サイトが存在するだろう。私もご他聞に漏れず、ガイドブックを買い、インターネットで調べ、色々と確認して検討した上でしょうがなし宿を決め、行く先を決めた。何と言っても、どんな宿かは行って見なければ分からないという事である。ペットも一緒に泊まれる宿が増えたとは言え、全体から見ればまだ数パーセントにも満たないだろう。シーズンや夏休みともなれば、どこもほぼ満室で、ちょっと良さそうに思えるところはかなり早いうちから一杯になってしまうようだ。そうは言っても、私はペットと泊まれるからといってどこでも良いという訳ではないので、私自身がここでは…という所では、泊まろうという気にはなれない。しかし、犬がいるので今までのように、良い露天風呂のある良い雰囲気の日本旅館というよう訳けには行かないのが、現実である。今のところ、そういった高級旅館では、ペットと泊まれる宿は無いようである。

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