今年も桜の季節は過ぎ去ろうとしている。関東では、せっかくの桜吹雪もあいにくの雨で楽しめないまま終わってしまった所も多いと思う。私の住む寄居町では、桜の咲き具合にも幅がありすでに峠を過ぎている桜もあれば、一部まだこれから満開というものもあるようだ。どちらにしても、一番良い時にあいにくの天気だったのでちょっと残念な気がした。
今年は仕事で関西の方に行く機会があり、私にとっての桜の季節は、3月26日の少し早い京都の桜から始まった。
円山公園の桜
全体としてはまだ早かったが、一部ではほぼ満開の木もあった。
高台寺の枝垂桜
円山公園から「ねねの道」を歩き、秀吉の正妻北政所「ねね」縁の高台寺により、有名な枝垂桜などを拝観した。花はまだこれからというところだったが、その分花(蕾)の色が濃い目でまた違った趣だ。
産寧坂の枝垂桜
清水寺へと続く坂道は、京都の中でも私の好きな道の一つである。すだれを背景にした枝垂桜は何とも趣がある。どこもそうではあるが、良い季節には人出が多いのがやはり残念である。それも仕方がないことではあるが。