いよいよ今回の目的の一つでもあるスノーシュー体験だ。ガイドの方よりスノーシューの履き方を教えていただき、森の中を歩くにあたっての注意点を聞き、出発である。
森の中ではルンもノーリードで、もう大喜びである。始めは雪の中を勝手に走り回り始めたが、思いのほか雪が深いので思うようには走れないようだった。しばらくすると、ルンはほぼガイドさんの直ぐ後について走るようになった。ここではガイドさんがリーダーということを犬のルンも認めたようだ。ところが、好きな川があると後先を考えずに川に入ってしまう。
その辺は犬であるから、雪が積もっていると、川から上がりにくいということは考えていない。川に入ったのはいいがみんなが行く方に行くと川から出られないので、その段階で慌てていた。
上の写真のルンは、前に広がる春の訪れとともに氷の薄くなった池に飛び込んで(落ちて?)、やっと上がってきたところ。さすがに
少し疲れたようだ。
「走った後の雪は美味しいね。」
また、池の辺に着いた時、対岸を野兎が一目散に走り去っていくのを見ることができた。野生のウサギが雪の森の中を駆けていく姿を見ることなど、まず普段ではありない。子供たちにも心に残る貴重な経験となったことだろう。
そして池の辺でのコーヒータイム。ガイドさんが用意してくれたコーヒーをみんなでいただいた。
2時間にわたるスノーシュー体験、道も無い裏磐梯の雪の森の中を歩く体験は、雪の積もったこの時期だけに可能なもの、とても楽しい貴重なものだった。
楽しかったスノーシュー体験を終え、お世話になったペットと泊まれる宿「サンディーズ」をあとにした。
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訃 報
「サンディーズ」の愛犬サンディーが15歳を目前に亡くなったということです。先日も、サンディーには会えませんでしたが、こんなに早く悲しいことになるとは思いもよりませんでした。とても残念ですが、心よりご冥福をお祈り致したいと思います。
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