昨日、盛況のうちに「伝統文化の夕べ」を開催することができた。大きな会場なのでどれだけの多くの人に来ていただけるか心配だったが、会長自らの行動力とご支援頂いたたくさんの方々のご協力により、お陰様でまずまずの盛況な会となった。
伝統文化の夕べ ― 伝統芸術復興機構 ―
「 能と日本舞踊のコラボレーション 」 ― 西行を語る 舞う 踊る ―
講師 金春安明 寿美子
西川扇九郎 佐起子
司会 笹山登生 ヒサ子
一部は、能の金春流80世宗家 金春 安明(こんぱる やすあき)先生御夫妻と日本舞踊の西川流白扇会主宰 西川 扇九郎(にしかわ せんくろう)先生御夫妻に御登壇頂き、能「江口」が描く西行の世界と、日本舞踊で描かれる西行の世界「時雨西行」の表現の違いをそれぞれ語っていただいた。
舞囃子 「 江口 」 シテ 金春安明 金春一門
囃子方 笛 小野寺竜一
小鼓 幸清次郎
大鼓 亀井忠雄
日本舞踊の身体性 西川扇九郎
能と日本舞踊の間には、扇九郎先生による日本舞踊の身体性についての解説があった。現代の日本舞踊に中で忘れられてゆく、日本舞踊本来の身体性、体の中心のあり方等について、ご自身のポーズを交えて分かり易く解説頂いた。
長唄 「 時雨西行 」 立方 西行 西川一馬
江口 西川雪乃