みなかみ町の知人のマンションの窓の結露がひどいということで、相談を受けていた。今日、いやすでに昨日になったがその窓の断熱工事に大工さんと出かけてきた。
大工さんと水上の天気模様を心配しながら出て行ったのだが、山にうっすら雪が残っている様子を見て心配が当たっていたような、麓のまちにも雪が残っていたらと、少し心配になった。
とはいえ、薄っすらと雪化粧を施した紅葉の進んだ山は美しかった。
先の空には厚い雲があり、車のフロントガラスにも少し水滴が見えるようになったので、更に心配になったが、インターを降りるとまったく問題はなかった。
ヴィラの川に面した掃き出しの窓は、一般のRC用のアルミサッシが入っていて、みなかみの様な冬の寒い所では、窓ガラスやアルミの枠周りが結露でびっしょりになるのは当然のことだ。
今なら、当然のように断熱サッシが使われるところだと思うが、このヴィラはまだそうした断熱サッシが一般になる前に建設された物件なのだろう。
ヴィラのバルコニーの下には川が流れ、一面に美しい山並みを望むことができた。
窓の断熱工事は、既設のアルミサッシを木製断熱サッシに変えることも考えたが、今のサッシのアルミの建具を置いておく所も無いということで、既設のアルミサッシはそのままに、その内側に断熱サッシを新たに取り付けることにした。
内側に取り付ける断熱サッシもできれば木製の物にしたかったが、取り付けるのに必要な見込み幅が足りなかったので、樹脂製のインナーサッシを設置した。
午後には、山はすっかり薄化粧を落としていた。
6階のサンルームからは、真っ白な谷川岳も。