水と緑のまちづくり
富田地区は寄居町の中でも人口増加率が一番高い地区だ。これまでも駅周辺の他、あちこちミニ開発された小さな住宅群が建ってている。それでも田舎なので、男衾駅周りでも今のところはまだ建物の建っていない敷地が多く残っている。ところが、このまま無秩序のままにしておくと、年がたつにつれて少しづつ開発されてしまい、好ましい街並みにはなるはずもない。これからのまちづくりには、行政と住民が協力してのルールとシステムづくりが不可欠である。
男衾駅周辺
上の写真(Google)はアメリカ・オレゴンの一部の街並みだが、川と川に沿った豊かな緑の周りに綺麗な街並みを形成している。
住宅街の間を川の流れとともに連続した豊かな緑が続いて行く。更に緑は住宅の間にまで、広がっている。
まさに水と緑の街はこうしたイメージである。
・ これからのまちづくりは、サスティナブル・コ
ミュニティ(永続可能なまち)を創造して行く
ことが重要であり、自然との共生が不可欠です。
・ 地域の持つ資源を生かし、自然豊かな、安全で
快適な、人々が心豊かな生活を享受でき、住民が
誇りを持って住めるまちに。
・ 景観条例(まちづくり協定)等のルールを定め、
秩序有る美しい景観と快適に暮らすことのできる
まちに。
・ 豊かな緑と美しいせせらぎの有る街に、それは街
に潤いを与え、人の心を癒すと共に、生態系を豊
かにします。
・ 豊かな緑やせせらぎは、火災時の延焼防止に役立つとともに、公共施設や広場と連続させて、万一の災害時の支援
空間とします。
・ 道路は人車分離を原則として、歩行者専用道路(歩経路、緑道、遊歩道)、自転車道路を充実させ、安心して快適
に歩け、自転車に乗れるまちに。
・ 道路は状況に応じて緩やかにカーブさせたり、車道は車のスピードを抑制する工夫をします。
・ 水と緑のネットワークと歩行者ネットワークをリンクさせ、豊かな自然に包まれた、健康に暮らすことのできる魅
力あるまちに。