せっかく清水に泊まっていたので、4月1日は清水寺へ朝の散歩に出かけた。
その朝は茶碗坂を清水寺に向かって真っすぐに向かう。早朝なのに清水寺の向う観光客も数組いた。とはいっても早朝の清水寺は昨夜の人出が嘘のように静かだった。清水に泊まったメリットを生かせた心に残る時間だった。
清水寺から産寧坂、小学校の方へ曲がって、清水坂から宿に戻る。
今年も産寧坂の桜は昨年の桜と同じように美しかった。
今回も京都を歩いて非常に残念に思ったのは、電柱や電線である。最近では伝統的建造物群保存地区では、電線を埋設に変更しているところも多いが、京都の様にこれだけ広い地域での対応は難しいかもしれないが、やはり少しずつでも電柱をなくし電線の埋設化を進めてほしい。
清水では、いたる所に京都で一番美しいシルエットと言われている八坂の塔の美しい姿を見ることのできる場所や、アイストップとなる路地があるが、その景観を台無しにしているのが電柱や電柱に取り付けられているトランスや電線である。それらをなくすことができると、京都の街の景観は本当に素晴らしいものとなり、素晴らしい景観スポットも飛躍的に増やすことができる。
電柱や電線が無くなったら、京都の街は更にどれだけ美しい街になるだろう。