昨日、深谷市の旧七ッ梅酒造(株式会社田中藤左衛門商店)を訪ねる機会を得た。
時代の流れとともに、埼玉県でも多くの造り酒屋が暖簾を下ろしている。ここ深谷の清酒七ッ梅の蔵元の田中藤左衛門商店の酒蔵も今は空き家になっている。いや、空き家になっていたのだが、今は深谷のNPOの方々がそれらをよみがえらせようとしている。
また、深谷シネマが来年の3月までに都市計画の関係で移転を余儀なくされているという。
そこで、深谷シネマがここ旧七ッ梅酒造の蔵の一つによみがえることになる予定ということだ。
きっとこれまで以上に、ここ深谷市にしかない映画館“深谷シネマ”として生まれ変わることだろう。とても楽しみだ。
それと、レンガ造りの蔵の部分にはカレー屋さんが出店を予定しているとのこと。
そちらも蔵を生かしてどんなカレー屋さんになるのか楽しみだ。
まだまだ整備はこれからというところだが、近い将来これらの歴史的な建物を生かしていこうというNPOの方たちの努力が実り、魅力的な深谷市の拠点となることだろう。
そして、今年の10月24日・25日の二日間、この旧七ッ梅酒造の施設を利用して、
埼玉住まい・まちづくり交流展 2009
が開催される。