しばらく前から、以前(2009.2.25)訪ねた佐賀県武雄市の樋渡啓祐(ひわたしけいすけ)市長のブログ(武雄市長物語)を時々訪ねている。
そこで武雄温泉通りに、武雄陶磁器ショップ「緑青」がオープンしたということを知った。私も以前武雄温泉街を訪ねた時のコメントで、温泉街に武雄の各窯元の焼物を一同に見て買えるお店がほしいということを記したが、そんなお店が温泉通りの空き店舗を利用してできたということのようだ。
とにかくとても良いことだと思う。
武雄は焼物の歴史は古く、現在もたくさんの窯元があるのだが、有田焼の様に知名度という点ではもう一つ弱い。
これまで焼物の武雄というと「古唐津」ということの様だが、現在の80か所にも及ぶ窯元ではあらゆる種類のものが焼かれているので、武雄焼としての統一ブランドイメージの構築が必要だと思う。
当初は15の窯元からの作品展示だったものが、7月より更に15増え、30の窯元の作品が展示販売されることになったようだ。
まだまだ武雄にある全ての窯元の作品を展示販売
とまではいかないようだが、これからさらに増やし、ほとんどの窯元の作品が見られるようにしてほしい。
更に良いお店にいていくために一言。
せっかく武雄焼のアンテナショップが温泉通りにできたわけだが、更に良いお店にするためにはやはりプロのデザイナー(インテリヤ&ディスプレー)に頼んで、展示空間や展示方法を工夫してほしい。
一般的に、NPOや市民が中心になって行われる事業には、デザインの部分でもう一つ足りないものが多いのが残念に思う。
武雄焼にとって、武雄陶磁器ショップ「緑青」のイメージは大変重要である。ただ所狭しとたくさんの作品や商品を並べるだけでなく、どうディスプレーするかによっても作品の品質イメージは大きく変わってくるということをもっと重要視してほしいと思う。
写真は、武雄のイベント情報等を紹介している<タケさんのいちおし!>ブログよりお借りしました。