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 □「まちづくり」寄居町特産品開発 「交流する」「体験する」           2009.10.7

□ 寄居町特産品開発プロジェクト(1) の記事から


まちの魅力要素は、「見る」「買う」「食べる」の基本要素と「憩う」「集う」「交流する」「体験する」こと、そしてそれらを結び「回遊させる」ことが大切だ。


「交流する」楽しみ 「体験する」楽しみ

田植え体験                      親子古代米づくり教室
田植え 油面小 350.jpg  田植え 350.jpg

目黒区立油面小学校では、毎年東松山市の鷲巣農園へ田植え体験(写真左)にやってきます。最初は裸足で田んぼに入るのにおっかなびっくりの子供たちも、しばらくすると大はしゃぎです。

有機・無農薬栽培の親子古代米づくり教室(鷲巣農園・考える市民の会)には数組の家族が参加。田植え体験、田の草取り体験、稲刈り体験と田植えから稲刈りまでを通して体験してもらっています。(写真右)
子供たちにも初めての体験がとても面白いようで、大変好評です。

農薬は全く使っていませんので、ザリガニや虫がたくさんいます。子供たちは生き物を捕まえてはしばし作業も忘れて大はしゃぎです。

こうした都会の子供たちが田舎に来ての体験や、農家でない家族の農業体験も彼らの将来にとってもきっと良い体験となっていくことだと思う。何よりも普段食べているお米に対しての意識がこうした体験を通して、きっと変わることだろう。

稲刈りの日 350.jpg  稲刈-1 350.jpg

古代米は、コシヒカリやひとめぼれの様な一般のお米よりも背が高くなる分だけ倒れやすいので、ご覧の通りすでに古代米は全て倒れてしまっていました。
それでも、みんなで力を合わせて古代米の稲刈りを行いました。
子供たちも稲刈りをしながら、ザリガニを見つけたり、ドジョウを見つけたり、とても楽しい体験となったようです。


古代米昼食 350.jpg  昼食(古代米) 350.jpg

お昼は、鷲巣農園産の有機無農薬栽培コシヒカリに、古代米(黒米・右、赤米・左)入りおにぎり。古代米もち米で作ったお餅入り古代米ぜんざい。そしてけんちん汁。この写真にはありませんが古代米ちぢみも頂きました。
何時食べても、古代米おにぎりはもちもちしていてとてもおいしいです。

今回は食育ボランティアの方にもお手伝いいただき、古代米の献立も考えて頂きました。
本当にご協力ありがとうございました。

ご参加いただいた御家族や関係者の方々には、本当に有難うございました。
これらの体験を通して、少しでもお米作りや食の大切さについて考えて頂けたらと思います。


これからは、こうした環境の違ったところに住む人同士、サラリーマン家庭と農家等異なる職業の家族同士の交流や体験の場も、そのまちの魅力の一つになっていきます。


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