もう先週の事になってしまったが、15日の日曜日に島田まこと さんが主催する21世紀・寄居まちづくり研究所による
男衾から これからの「寄居のまちづくり」を考える集い が開催された。
島田さんをコーディネーターに、パネラーには男衾からは男衾に移り住んで子育てに励む主婦の方と私、それと上尾にお住まいのコンサルの方。
私は、寄居町が子供から老人まで、誰からも魅力ある町にするためにということで、いくつかの提案をさせて頂いた。と言っても、これと言って変わった内容の事ではない。いつも言っていることなのだが、まちづくりは、みんながこんな町になれば良い町になるだろうと思うような、当たり前のことを実現していくことなのだが、現実にはそれを実現していくことが難しいし、多くの人が無理だと思っている、とても不思議な国が日本だ。
寄居町は出生率が低い。1を切っている。それは全国的な少子化に加え若い夫婦が少ないということも原因の一つ。つまり結婚する若いカップルが少ないのか、結婚しても寄居町に住むカップルが少ないということか、ともかく将来を担う子供が少ないということは本当に問題である。
更に問題な点がある。寄居町の小学生のアンケートによると、将来寄居町に住みたいと思っている子供が四人に一人を割ってしまっているということ。四人中三人の子供が大きくなったら寄居町を出ていきたいと考えているわけで、子供が少ないといった問題の上、その少ない子供たちの中の多くの子供が寄居町には住みたくないと思っているということは、本当に悲しむべきことであり、何とかしなくては寄居町の将来はない。
それに、日本中と同じ高齢化。否応なしに高齢者の町になっていくことからは逃れることはできない。だからこそ高齢者が楽しく元気に生きていける町にしていかなくてはならない。そして、それは子供たちにとっても寄居町の魅力となるはずだ。
続きの内容については後日徐々に書かせて頂くので、今しばらくお待ち頂きたい。
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